シリア問題、そして北朝鮮問題が緊迫化してきました。
アメリカの空母も、続々と朝鮮半島近海に集まりつつあります。
本当に戦争が始まるのか?我々はどう備えればよいのでしょうか?
本当に戦争が始まるのか?
実際のところ、戦争になる確率はかなり低いものと思います。
理由としては、まず北朝鮮としては、戦争をしても勝ち目はありません。ミサイルや核の開発はあくまで交渉を有利にすすめるためのカードにすぎません。使ってしまったら最後です。
また、アメリカ側(とその同盟国)にとっても、リスクが大きすぎることがあげられます。
日本にも、北朝鮮のミサイルが届きますが、1発でも国土に落ちれば日本は大混乱になるでしょう。
また、通常の砲撃が首都に届いてしまう韓国はさらに酷い状態になるでしょう。ミサイルに比べ、砲兵陣地の数は非常に多いので、空爆でたたくのは時間がかかってしまうので砲撃は避けられません。
じゃあ、何もしなくてよいのか?
じゃあ、何もしなくてよいのか?ということではありません。万が一に備えて、大地震が発生したときと同程度の備えはしておくべきだと思います。
具体的には、3日~1週間程度の水と食料の備蓄はしておくほうが良いと思います。
核攻撃はあるのか?
上記の理由で、戦争になる可能性は低いとは思いますが、もし本気で狙ってくるのであれば、在日米軍基地を狙ってくる可能性はあると思います。
ミサイル発射されたとしても、空襲警報が出るのは着弾した後になってしまうと思われます。かなり短時間で着弾してしまうので、たとえ事前に警報を聞けたとしても、逃げる余裕はありません。
とはいえ、北の核兵器は現状ではそう威力が大きいものではないようなので、せいぜい町1つをつぶせる程度です。(※米ロのICBMなら、3発ぐらいでで日本の全範囲をカバーできるらしいです)いや、それでもかなりの大災害ではありますが、国を亡ぼすには全く足りません。自分の頭上に落ちてくる確率はかなり低いと思います。
軍事基地をねらったとしても、数キロそれたらほぼ無傷で残ってしまいますので、現実問題としてあまり有効な手段ではないのではと思います。
ですが、可能性は低いとは思いますが、念のためどこに避難できそうかはあらかじめ頭に入れておくのが良いと思います。
頑丈なコンクリート製の建物、できれば地下。地下鉄や地下街はかなり良いと思います。
では、核攻撃はないかというと、実はもっと有効な核攻撃手段があるのです。
電磁パルス攻撃
それは、核爆弾を使った電磁パルス攻撃です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/電磁パルス
方法としては、核爆弾を高高度で爆発させる必要があります。高高度なので直接的に人が死ぬことはありません。
ですが、核爆発によっておこった電磁パルスによって広範囲の電子機器や送電網を破壊することができます。
当然、軍用の機器はそれなりの対策がしてあるはずなので無傷ですが、民間の機器は完全に壊れてしまうため、長期間かなりの混乱が起こるものと予想されます。
また、精密に狙う必要はなく、適当に上空で爆発させればいいだけなので難易度も格段に下がります。
以前、北朝鮮が行った人工衛星打ち上げ(と称するミサイル実験)はこれを意図したものだったのではと思います。
電磁パルス攻撃対策
では、電磁パルス攻撃の対策はどうしたらよいでしょうか?
実際のところ、対策することは難しいです。対策された製品は売っていませんので。
しかし、金属製の容器(できればスチール製)で防御できます。
ですので、もし可能であれば、携帯ラジオを一斗缶かスチール製のツールボックスの中に保管しておくこと良いと思われます。
放送局も破壊されてしまいますが、最優先で復旧するはずですので、情報収集ツールとして有効だと思います。
短波放送であれば、比較的遠くまで届きますので、もしあれば短波ラジオが良いと思います。
ただし、ラジオの発表を100%信用するべきではないと思います。
実際、東日本大震災で原発事故関連の情報は嘘がかなり多かったですし、政府も混乱を避けるために真実を伝えなかったことを認めています。
参考にしつつ、自信でどうするか判断する必要があると思います。
そのための判断材料の一つとして、以下の本をお勧めします。
最後に
本当に有事が起こる可能性は、かなり低いと思います。
が、万が一の時のために備えておくことは安心につながります。また、有事ではなくても、地震が発生する可能性は0ではありません。
そういったときのためにも、災害用の非常持ち出し袋などを用意しておくこと良いかと思います。
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